キラキラしたイメージはあるけれど、決して離職率が低いとは言えないのが美容看護師業界
入職半年でプリセプターをしたり、1年もいたらベテラン扱いなんてこともよくある話です
なぜ美容クリニックはスタッフの入れ替わりが激しいのか?
よくある退職理由8つをまとめてみましたので、これから美容看護師を目指されている方は参考にしてみてくださいね
キラキラした印象を抱きすぎ
Instagramなどのキラキラした美容看護師さんを見ていると、どうしても『給与が高い、おしゃれができる、仕事が楽そう、自分も綺麗になれる』といったイメージを持ってしまいますよね
そのイメージと全く違うとは言いませんが、やはり仕事は仕事です
クレーム対応でお客様に頭を下げたり、時間に追われて汗かきながら施術したり、インセンティブがないと意外に給与が少なかったり….
イメージとのギャップが大きくて離職してしまうのも大きな原因の1つだと思います
病棟とのギャップ
これは病棟歴が長い看護師さんに多いです
病棟ではなかった接客がメインの業務になってくるので、同じ看護師と言っても業務内容は全く違うので別の職種と考えた方がいいです
またスタッフ層が若いため、自分より年下の先輩に指導されるというのもよくあります
そこでプライドが邪魔してしまいやめてしまうといった方もチラホラいらっしゃいます
「新しい分野で1から頑張るぞ!」という方は続けられると思います
また美容クリニックになると中々看護技術を使う場面が少ないので「看護技術が衰えるのが嫌」という理由で病棟に戻られる方もいらっしゃいます
美容に興味がない
特に美容に興味はないけれど、楽そうだからという理由で入職された方はやはり続けるのが難しいと思います
患者さんやスタッフ同士で話す内容も美容のことがメインになってきますので、美容に興味がない方の入職はオススメできません
業務内容に飽きた
これは特に脱毛クリニックに多い理由だと思います
脱毛クリニックは慣れてしまえばルーティンワークになってくるので、やりがいを感じれなくなってしまったスタッフは1年内に退職される方が多いです
ただそういう方は次のステップアップとして美容皮膚科を目指される方が多いです
脱毛クリニックでもやりがいを見つけて働くことができる方はもちろん長く働くことできます
接客業が向いてない
美容看護師は接客業メインです
患者様に施術をするだけでなく、コース契約を提案したり、スキンケア商品を紹介したりと売り上げを意識しないといけない場面も多いです
人に何かを勧めたりすることが苦手な方は、少し大変かもしれません
ただ何回も患者様と関わる中で上手くなってくるものでもあるので、美容看護師に興味があるのなら是非トライして欲しいです
クリニックがブラック
残念ながらブラックな美容クリニックは非常に多いです
そういったクリニックを避けるためには
①しっかり情報収集する ②面接時にクリニックの様子を観察する ③労働条件通知書を確認する
以上3つのポイントが重要です
危険なクリニックの特徴をこちらの記事にまとめていますので是非参考にしてくださいね
人間関係が良くない
「病棟で嫌な思いをしてきた若いナースが多いから、人間関係いいだろう」というイメージがもしかしたらあるかもしれません
それはあながち間違いではないのですが、やはり若い女性だらけの職場です
やっぱり何かしらはあったりします
大手のクリニックだと異動できることもあるので、そういった場合は上の方に相談するのも一つの手段だと思います
生活リズム問題
美容は病棟と違って、始業が10時〜11時、就業が20時〜21時というところが多いです
また土日は忙しいことが多く中々休みが取れないクリニックもあります
ですので夜をゆっくり過ごしたいという方やお子さんがいるといった方、土日に休みが取りたい方にとっては悩むポイントだと思います
ただお子さんがいてもパートという選択をして美容クリニックで働ける場合があるので、そこはクリニックに確認してみて下さいね
美容クリニックといっても本当にたくさんの数があります
1つのクリニックが合わなかったからといって、美容看護師に向いていなかったということではないと思います
美容クリニックに就職される場合は適当にクリニックを決めずに、自分に合ったところを見つけることが長く働けるかどうかのポイントになってきます
是非こちらのブログを参考にして美容看護師はの転職を検討してみてくださいね
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